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ここでは外国人が日本で賃貸物件を借りる際のルールの違いや保証人探しのポイントについて解説しています。
外国人の方が、日本で賃貸物件を借りるのは非常に困難です。まずはルールの違いを理解することから始めましょう。
外国人の方が日本で賃貸物件を借りる際に注意しなければならないのは、海外にはない独特な慣習があること。敷金・礼金は日本の賃貸物件にはほぼ必ずと言っていいほどありますが、国によってはないところもあります。そうした国から来られる方は気をつけましょう。
また、貸主にとって契約が続いて利益につながるのに「更新料」が発生するというのも外国人にとっては理解しがたい制度といえます。敷金に関しても海外では全額返還されることも多いのですが、日本では清掃費や原状回復費を敷金から一方的に差し引くのが一般的です。
保証人も海外にはあまりない制度で、外国人が賃貸契約をする際の大きな障壁になっています。賃貸の保証人は「日本人であること」と「一定の収入があること」が要件で、親族が海外にいることがほとんどの外国人は保証人を見つけるのが難しくなっています。
知人くらいの関係性では断られることも多いため、ビジネスで日本にいる場合は会社や上司などに相談してみましょう。留学生の場合は、自分で探すよりも学校に事情を話して、自分にとって最善の方法を見つけるのがよいでしょう。
日本で保証人が見つからない場合、「家賃保証会社」を利用するのが一般的です。近年、保証会社では外国人の賃貸契約を積極的にサポートするところも出てきています。以下で外国人専用保証サービスがある、外国人のサポートに優れた会社を50音順に紹介しています。困ったときは相談してみましょう(※調査日:2021年8月16日時点)。
引用元HP:ジャパンハウジングトラスト公式HP
http://jhtrust.co.jp/
外国人専用の賃貸保証会社です。保証委託契約書を締結し、保証委託料を不動産会社に支払えば簡単に手続きが完了。設備が故障した際の対応やゴミの出し方、家賃の支払い方法など入居後の生活全般のサポートも行っています。
引用元HP:株式会社ラクーンレント公式HP
https://raccoon-rent.jp/
ラクーンレントは、個人や法人、国籍、年齢など問わず引き受けを行っています。審査はネットで完結することができ、最短15分で完了。さらに、初回保証料は賃料等の10%〜、と保証料が抑えられている点も特徴といえるでしょう。