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兄弟に賃貸の保証人を頼む

ここでは弟に賃貸の保証人を頼む場合の注意点や実際に依頼した人の話をまとめました。また家賃保証会社についても触れています。

兄弟に保証人を頼む場合の注意点

賃貸契約で自分の兄弟に保証人を頼むというのは頼みやすさという点では一番でしょう。親族なので友人・知人よりも安心ですし、安定した収入があるなら保証人としての資格に問題はありません。ただ注意すべき点もあります。

保証人を依頼できるということはその兄弟はある程度の年齢で家庭を持っていることが考えられます。本人だけでなく家族にも影響することですので、そこで反対されれば断られることもあるのを理解しましょう。

兄弟に保証人を頼んだ体験談

  • 私には既婚の長男と独身の長女がおりまして、長女が家を出て一人暮らしをすることになったものですから賃貸の連帯保証人は長男に頼みなさいと言っておきました。ところが長男は一戸建てでローンの返済もあり子供もいるということで、長女のお願いを断ってきたというのです。どうやら長男の嫁の差し金のようで腹立たしい限りです。
  • 賃貸物件への引越しを検討中なのですが、夫の両親が年金暮らしで審査に落ちるかもしれないということで、夫が弟に頼むと言い出して反対しました。弟さんは既婚者で子供も生まれる予定で、奥さまのことを考えると平気で保証人を依頼するという夫が理解できません。それで口論となり夫は不機嫌になっていまいました。

兄弟以外に保証人をお願いする方法

親族で保証人を依頼する場合、通常は両親にお願いするケースが多いでしょう。しかし両親が高齢であったり、収入が少ないと審査に通らないことも考えられるので、兄弟というのはおかしくはないですが断られることもあります。

他に頼りになる親族が思い当たらない場合は、友人・知人というのも選択肢としてはありますが、貸主はあまり歓迎しないかもしれません。そこで保証人代行としておすすめしたいのが、家賃保証会社の利用です。

賃貸契約者にとっては保証料が必要となるのがデメリットですが、貸主のリスクが軽減されるので承認が得られやすいですし、保証人の件で兄弟間やその家族との関係が崩れていまうといった心配がないのでメリットも多くおすすめです。